冷暖房の効果が低下したり異音が発生した時が、オフィスや店舗の業務用エアコンを交換するきっかけになることが多いです。また故障したエアコンだけ取り換える方法もありますが、ビル全体のリニューアル時にすべてを買い替えるのが効率的です。交換台数が多いと単価が安くなるので、まとめて買い替えるメリットが大きいからです。しかしビル全体の業務用エアコンを買い替えるときには、総費用が1000万円以上になることも珍しくないです。
そのために設備のリニューアルの責任者は、少しでも価格が安い会社に依頼したいと考えます。法人向けの問い合わせ窓口がある空調設備会社で相談すると、スピーディーに交換時の費用を算出してもらえます。またオフィスビル内には様々な面積の部屋があるので、買い替えるときには事前に調査をする必要があります。業務用の空調機器会社の訪問見積もりサービスの活用で、ビル内の各部屋の状況に合った設置プランを提示してもらえます。
ワンフロアを活用したオフィスの場合には、天井埋め込み型を選んで冷暖房の効果を高める方法があります。一方で会議室や商談用の部屋向けには、低価格の壁掛け型を選ぶのがポイントです。ビル全体で交換工事を実施する場合には、企業の夏休みの期間などを活用するのが理想的です。事前に設備会社とスケジュール調整をするのが、業務に影響が出ないように設備を一新するコツです。
設置後に試運転をして、設備の状態を丁寧に調べることも重要です。