店舗や事務所を経営している人で、業務用エアコンの取付を行う際に、事前に確認しておかなければならないことがいくつかあります。確認を怠って、業者任せにしてしまうと、当日になって業務用エアコンの取付が出来ない、ということにもなりかねません。当日問題なく作業を進めることが出来るように、確認すべきポイントをおさえておくことが大切です。業務用エアコンを取り付ける際は、前もって業者による立ち入り検査が行われます。

立ち入り検査では、エアコンの設置場所や配管の確認を行うことになるでしょう。仮に立ち入り検査の時間帯に、新しいエアコンに交換する予定の部屋が使用中で中に入れないと、現場を見て確認しておかなければならないことをチェックすることが出来ません。その場合は、図面や室外機の形式などから室内機の型番を特定して、対応する業者が多いですが、図面に記載されている情報が必ずしも正しいとは限らないため、直接現場を確認することができるように調整しておくことが重要です。また、取付作業は電気を供給しているブレーカーを落として作業を進めていきます。

工事当日に、ブレーカーを落とす必要があるため、あらかじめブレーカーの位置を確認しておきましょう。設置している台数が多い場合は、事前に図面と空調設備表を準備しておくと便利です。これらの準備がしてあると、現地調査がスムーズに進み、時間に余裕を持って確認作業を行うことが出来ると言えます。