飲食店やオフィスなど広い場所では一般的なエアコンではパワーが足りません。その為業務用を導入する事になりますが、この機器はシンプルな機能ではありますが大型でパワーがあるので相応の値段がします。また取付工賃も一般の型より高額になりますので、その費用を浮かせたいと自分で設置工事する選択肢もありますがプロに任せた方がよいです。自分で取付るとなると工具以外に配管やホースも必要です。

こういった事が得意な方でしたら設置可能ですが安全性は保障されません。そもそも感電を防ぐ為にアース線があるのですが、この空調機器のアース工事を行うには電気工事士と言う資格が必要な場合が多いのです。また業務用エアコンは大型なので、プロの業者でも1人で設置工事を行いません。リスクや手間から費用が発生してもプロに任せる事が基本となります。

業務用エアコンの取付をプロの業者に依頼した場合の費用は、室内機標準設置費と室外機標準設置費及びその他工事費から算出されます。エアコンの形状や馬力、室外機の設置場所により工賃は多少上下します。その他の工事費では配管工事や以前使用していた古いエアコンの撤去、廃棄処分に調整費用などが該当項目です。基本工事料金には配管工事も含まれていますが、室内機と室外機の距離が遠い場合は超過料金が発生します。

業者ごとに設定している距離は多少は異なりますが、平均で８ｍまでと設定している所が多いです。１ｍ超過するごとに3000～5000円と、化粧カバーを希望するなら１ｍごとに3000～4000円程必要となります。